2025 新作 それでも夜は訪れる(Netflix)

おすすめ度★★★3.8(おすすめMAX5)

①ジャンル    ヒューマンドラマ

②舞台      アメリポートランド

③2025 16+ 1時間50分

 

★自宅がローンの支払い困難で抵当に取られてしまいそうな状況で、母親と兄を抱える女性がなんとか自宅を守ろうとする。が、そんな娘に母親は協力することなく、ますます娘を追い詰めてしまう。

一晩で何とか25,000ドルをかき集める為、危険な行動をとってしまう。

豊かな人とそうでない人の差がはっきりと描かれています。お金に苦しんでいる状況は特にアメリカだけでなくどこでも起きていることでしょう。しかし一晩で25,000ドルを工面する為にここまでする人はそうはいないでしょう。(アメリカにもそうはいないでしょう)

その意味ではひやひやなアクション映画でもあります。

 

英題は ”NIGHT ALWAYS COMES” そのまま夜はいつもくるという意味ですが、この場合は夜は”辛いダークな問題や生活”というような比喩でしょうね。

 

それでも夜は明ける”(12Years a Slave) という有名な映画がありますが、

〚夜が明けるのは困難が終わる。暗闇が来るのは困難が続く〛というような事でしょうか?

[それでも夜は明ける]の夜は想像できないほどの苦しみでしたけど.......

 

 

 

トロール(Netflix)

おすすめ度★★★3(おすすめMAX5)

①ジャンル   怪獣が出る特撮映画

②舞台     ノルウェー

③2022 13+ 1時間43分

 

ノルウェー伝承の妖精の一種、トロールまたはトロルが突然山中に姿を現しパニックになるというお話。

政府は国内のあらゆる知識人を召喚し対策を練るが、妖精?と言っても毛むくじゃらで狂暴な巨人トロルに立ち向かう事は出来ずにいた。なすすべもない行き止まりな対策チーム。が、1人の考古学者がかつて父親が残していた言葉を思い出し、トロルが首都にやって来た理由を探り当てる。

 

あまり特撮映画は好みではないのですが、なぜかこれは最後まで見てしまった。

ストーリーそのものよりも、景色・風景・人々の考え方や民話・妖精、などなどが不思議に興味をそそる映画でした。

 

1時間43分という時間もちょうどよく、さら~と見るにはちょうど良い作品。

Q : 最終的にトロルが落ち着いた場所は実在するのか?

Q : スカンジナビアの国の首相は女性が多い?

 

調べてみようと。

 

 

 

2025新作 混濁 (Netflix)

おすすめ度★★★3(おすすめMAX5

 

①ジャンル   基本的にはラブストーリ―なヒューマンドラマ

②舞台     コロンビア

③2025 16+ リミテッドシリーズ

 

★すこし奔放で風変りな女性アグスティナ。2人の兄弟と両親、経済的に恵まれた家庭で育つが、幼いころの母親のアルコール依存と父親の弟に対するしつけという虐待に心を乱される。この時代の傷が後々まで彼女を苦しめる。タイトルの〚混濁〛は彼女の精神状態を表しているよう。

結論で言えば、ラブストーリーだろうと思うが、彼女の苦しみが弟への愛情の為か、パートナーか、恋人か?いったい真実の愛は誰に向いているのかよくわからなかった。

周りを徹底的にかき乱しながらも、ハッピーエンドのようであって、がそうは見えないという、不思議なまさに「混濁」した印象を感じた。

 

コロンビアでは有名な女優さんのよう・・・・

セクシーなシーンもまあまああります。

 

ストーリーが複雑というか?芯が通ってないようで、そこが描きたい部分かのかも?

 

 

 

2025新作 大地の傷跡(Netflix)

おすすめ度★★★☆3.9(おすすめ度MAX5)

 

①ジャンル  ヒューマンドラマ・FBI

②舞台    アメリカ ヨセミテ国立公園

③2025 16+ リミテッドシリーズ

 

★美しいヨセミテ国立公園の中で女性が崖から落ちる。が、その前に傷を負っていることから、捜査が始まる。捜査を担当する特別捜査官は、心に傷を持つ男性。

捜査の物語が進むにつれて、少しづつこの特別捜査官の秘密が明らかになってくる。物語は淡々と進んでいくので、謎解きの楽しさはこちらも淡々とした、ややスピード感のない展開です。

登場人物の話す内容が意味不明に感じていく中、最後の最後の、なーるほど!そうなのか!と、感じる事間違いなし。

 

ダークでもないし、スリリングでもないし……それぞれの人々の心の葛藤を感じながら、エンディングのどんでん返しまでちょっと辛抱する?かもしれません。

 

ヨセミテ国立公園、行ってみたい!

 

 

 

 

2025新作 ヴューダ・ネグラ:黒蜘蛛の企み(Netflix)

おすすめ度★★☆2.7(おすすめ度Max ★5)

 

①ジャンル  ヒューマンドラマ

②舞台    スペイン

③2025 16+ 2時間2分

 

★実際の事件に基づくお話。う~ん、性格の悪い困った女性の話という感じ。

謎解きの必要のない割とありきたりな内容。単純だからこその楽しさもありますが・・

どこの国でもこんなに簡単に騙される人がいるんだなという印象。

主人公の女性はとても綺麗です。

 

 

 

2025 私たちが隠していること(Netflix)

おすすめ度★★★★☆4.8(MAX★5)

①ジャンル  スリリングなヒューマンドラマ

②舞台    デンマーク

③2025 16+ リミテッドシリーズ 6エピソード

 

★弁護士の夫と息子をもつ会社経営者の女性主人公。お隣さんは有名企業のCEOの夫と妻とその息子。

どちらの家族もビジネススキルを得る為にフィリピンから留学している女性がホームステイをしながらメイドとして働いている。そのお隣さんのメイドさんが突然失踪してしまう。

 

裕福な人達のお話。お金持ちはこうして権力を使って色々なことをもみ消すんだな。

しかし女性主人公は正義を貫く気持ちの有る人。が、結論は・・・

もやもやなエンディングではあるが、なかなか面白い。せめてあの後に続くシーンは・・・

正義は長いものに巻かれるようにひん曲がってしまうんだなと感じた作品。

 

デンマークは国民の幸福度の高い国(2025年は2位、ちなみに1位はフィンランド)いつも思うけど女性の社会進出、男女の差がないし、実力主義なのでしょう。

日本との違いがはっきり見えてしまう。

 

 

 

 

ジャスティス (Netflix)

おすすめ度★★★3(MAX★5)

①ジャンル  ダークでスリリングなヒューマンドラマ

②舞台    ワルシャワ/ポーランド

③2024 16+ 1時間55分

 

★銀行強盗事件が起き、女性行員3人が犠牲になった。

免責されたかつての警察官が捜査の機会を与えられ、女性警察官と組み捜査を進めていく。

免責されたという事は何かの規則違反があった為だが、彼の人を見る目には一目置かれている。呼び戻されたのはその能力を買われてのこと。

彼自身がエンディングで語った言葉。

「人々は皆私と同様に偽善者であるから、その仮面の下にどんな顔があるのか私にはわかる」

なるほど~

 

物語は東欧あるあるで冬の季節。寒々しい風景がより事件を悲しいものにしています。

絵のカラーも全体的にグレーがかっていて、作られたのは2024年ですが、時代背景は1990年代初めという事ですので、当時のポーランドの姿が描かれています。

結果誰も幸せじゃないそんな物語です。

 

ゆうつな気分の日は見ない方がいいかも・・・